コード・ブラックって??概要はこちら


さて
いよいよ始まりました!
「コード・ブラック 生と死の間で」
今日はその第一回目の放送です

物語の舞台は
ロサンゼルスのエンジェル・メモリアル病院
この病院に
新しい研修医が4人やってきます
4人の研修配属先である
ERを支えているのが
ママと呼ばれる男性看護師長のジェシーと
パパと呼ばれる女性医師の指導医リアン。

主人公のリアンは
出血多量な危機的状況の患者に
冷やした生食を輸血の代わりに使い、
低体温にして
適切な処置を行う時間を稼ぐ
といった革新的な対応を
瞬時に判断して行うスーパードクターです
そのため、
同僚や周りから
反感をかう一方、
実力を認められ、
一目置かれる存在でもあります。


ERに訪れる救急患者は
3つの重症度に分かれていて
1:危篤
2:重症
3:軽症
それぞれの重症度の患者が入り混じっている中
どの患者にもベストな処置ができるよう
手を尽くしています。

例えば、
怪我をした親子が運ばれてきます。
父親は全身に大きな怪我を負い、
搬送時にはすでに脳死状態で、
娘はガラスが刺さった軽症でした。
父親は臓器提供の意思表示をしていたため、
その手続きが進められます。

母親を亡くし、
父親が唯一の肉親である娘は
父親の状態が気になり
興奮していました。

研修医が気休めに
うまくごまかして慰めようとしますが、
リアンは
「子どもにも真実を知る権利がある」
と一括し、
同僚のニールとともに娘に
父親の状態について説明しに行きます。
リアンはストレートに
「ありきたりの言い方だけど…
残念だった」
と告げます。
「なにが?」
とさらに興奮する娘。
臓器提供についても
リアンとニール共に説明しますが
「ただパパを切り刻みたいだけでしょ!」
と同意を得られません。
ですが、未成年者である娘の意思で
この状況を何か変えられるはずもなく、
臓器提供は行われ、
娘はおばさんの元に
行くことになります。
そんな状況の娘を
リアンは心配します

そんな中、
研修医たちは
医師としてのデビューということもあり、
自信と期待をもって
意気揚々と来たため、
看護師の業務補助や雑務ばかりだと
現実に不満を抱きますが、
ママ看護師長に
「君たちはチームだ!
チームの仕事に大も小もない!」

と一括されます。
(まさにその通りですよね
さすが師長!!)

が一転、
患者が急増して
コードブラック状態になると
研修医にも判断や処置を任され、
生きるか死ぬかの状態が
急速に変化する
患者を目の前にして、
不安とキャパオーバーで思考が停止ししてしまいます
そのため適切に処置が行えなかったり、
状況が判断できず指示が出せなかったり、
固まってしまう研修医もいました。

また、中には
リアンの指示を無視して
自己判断で別の対応を行い、
患者が必要な検査も受けられないまま
帰宅してしまう事態も起こりました。
初日で何もわからない中
指示を無視し、自分の患者に行った軽率な行動に
クビになりかけた研修医も

クビになりけた研修医は、
その後の患者の状態を心配して
家まで駆けつけ、
案の定救急搬送となります。
該当患者は妊婦でしたので、
母子共に危険な状態で
病院まで生命を保つことができず、
救急車の中で緊急帝王切開となります。
リアンとニールの電話指示で
見事に処置を行う研修医

ERという現場で
父親のように命を失う患者もいれば
こうして
新たな命が誕生する瞬間でした
(このダイナミックさがERの醍醐味ですね!)

そして、
脳死状態で父親もなくした娘は
臓器提供されたドナーに会う機会を得ます。
移植された臓器が
別の人間の中で生きているのを
目の当たりにして、
父親の命を感じ、
現実に向き合い、
受け止めることができました。・゚・(ノД`)


身近な人を失うことで
弱くなる人もいれば
強くなる人もいる

クビになりかけた研修医は
息子を脳腫瘍でなくし
医師を志したようですが、
リアンに同じ痛みを感じ
誰を失ったのか聞きます。
その答えは

「みんなよ」

でした。
→第2話(はこちらをクリック)へ続く


さすがアメリカ!といったところでしょうか!
煩雑で臨場感あふれる医療現場を
見事に再現し
あの『ER 』を彷彿させるドラマでした。
職業柄、
医療ドラマは
状況設定やその場面、
医療行為の技術など
「えー実際はそんなんじゃない
とどうしても目についてしまうところが
多々あるのですが、
そうだよねとうなづくことが多く、
とてもリアリティに溢れ、
感心しましたー!!

要所要所で
訴えられる言葉も重みと真実味があり、
今回は子どもの権利
であったり、
チーム医療の大切さ
であったり…
私自身の勉強にもなりそうだなと思いました

日本ではドナーとレシピエント間の
交流や情報公開は行われていませんが、
アメリカでは可能なのでしょうか?

主人公のリアンも
何か深い問題と痛みを抱えていそうで、
その背景が気になります
少しずつ明らかにはなっていくとは思いますが、
2話以降も観るのが楽しみになりました

気になった方はぜひ!Dlifeで放送中です